バイクのベストライディングポジション

車種別のライディングポジションを解説

バイクのライディングポジションは車種ごとに最適な乗車姿勢になるように設計されています。
今回は一般的な車種としてスポーツネイキッド、スーパースポーツ、クルーザー、アドベンチャー、スクーターについてのドライビングポジションを解説していきます。

スポーツネイキッド

バイクのライディングの基準といえるのが、ヤマハSR400やホンダCB400といったスポーツネイキッドタイプの乗車姿勢です。
丁度よい高さのハンドル位置は手を置くだけで適切な前傾姿勢となり、ライディングしやすいポジションが得られます。
長時間のツーリングやワイディング、市街地のストップ&ゴーなど、色々なシチュエーションでも乗りやすく、バイクに乗る楽しさを体感できるでしょう。

スーパースポーツ

ホンダCBR250RRやヤマハYZF-R7といったスポーティーな前傾姿勢ポジションが特徴のスーパースポーツ。
スポーツ性能が高いため、ネイキッド以上に低いハンドル、後ろ気味にあるステップのため、かなりきつい前傾姿勢となります。
そのため、身体をかがめるため、目線は自然と上目遣いになり、長距離のツーリングには向いていません。スポーティーな走りを楽しむのに特化したライディングポジションといえるでしょう。

クルーザー

ハーレーダビッドソンに代表されるネイキッドやスーパースポーツとは真逆な車体が長く、低くしたロー&ロングなスタイルがクルーザータイプです。
リラックスできるライディングポジションは景色を見ながらのんびり走るのに向いています。

アドベンチャー

大型オフロードバイクのテイストを受け継いだ長距離ツアラー向けのバイクで、スズキのVストローム650やカワサキのヴェルシス1000などが挙げられます。
乗車姿勢は一般的なバイクと異なり、姿勢を伸ばして骨盤を起こして乗る ライディングポジションとなっています。
足を置くステップ位置はゆるやかで、スタンディングポジションが取れるようになっているのが特徴です。

スクーター

街乗りをメインとして、誰でも快適に乗れるのがスクータータイプです。
ハンドル位置はライダー側に近く、上半身は真っすぐ起きている状態のため、視界が広くて市街地を走るのに向いています。

カスタムバイクについて

中古バイクではカスタムバイクが多いため、バイク自体の正しいポジションを見つけることが難しくなっています。
そのため、購入時はポジションが自分にあっているか確認しましょう。
逆に売却を考えているなら、極端なカスタムは買取価格に影響するので、戻せるところは戻すといいでしょう。
中古でも人気の車種、スポーツネイキッドは中古販売の高騰化が進んでおり、バイク買取価格も高騰中です。
参考»バイク買取バイクワン