コラム

運転向けに作られたドライビングシューズ

ドライビングシューズは車の運転に適した靴で、従来の靴とは異なる特徴があります。
具体的にどのような違いがあるのでしょうか。今回はドライビングシューズについて紹介します。

ドライビングシューズとは

靴底がゴムまたはレザーにゴムが埋め込まれたタイプの靴をさします。
ソールにゴムをつけることで運転中でも靴底が滑らず、アクセルやブレーキを踏み込んだ際、安定するように考案されました。
また、足にフィットするように作られています。つま先やかかと部分にきっちりフィットし、足の動きを制限しません。
さらに軽量に作られており、運転時の疲労軽減につながります。
ドライビングシュートいう名前なので、運転中以外は使えないイメージを持たれるかもしれませんが、スタイリッシュでモダンなデザインが多く日常使いでも違和感なく使えます。

ドライビングシューズの選び方

ドライビングシューズ選びのポイントはいくつかありますが、足にぴったりとフィットすることが大切なので、まずは試し履きしてみてください。
普通の靴と同じサイズで履いてみると若干狭く感じるかもしれません。細身に作られていることが多いため、普通のサイズより0.5cm大きいサイズがいいでしょう。
フィット感以外にもドライビングシューズはソールの柔軟性が重要で、ペダル操作に影響します。
ペダル操作をイメージし、カカトを床につけながらつま先を左右に振って感触を確かめてみてください。
アッパー部分の素材はレザーかスウェードで作られています。レザーの場合、ある程度濡れても問題ありませんが、スウェードは水に弱い性質です。
運転以外でも履く場合はレザー素材を選ぶといいでしょう。

ドライビングシューズは裸足でも大丈夫?

ドライビングシューズは裸足で履くのがオシャレとされています。しかし、高温多湿な日本の場合、蒸れてしまう心配があるかもしれません。
そのような方は、通気性や抗菌性に優れたものを選ぶといいでしょう。
裸足が気になるなら、運動靴の様なデザインのドライビングシューズもあるので、靴下を履いても問題ありません。

運転する機会が多いなら1足は持っておきたい

万が一、サンダルやヒールなど運転に適していない靴で運転して事故を起こした場合、安全運転義務違反など違反の対象となる場合があります。
提案として車内にドライビングシューズを1足用意しておくことをおすすめします。
サンダルやヒール付きの靴で出かけても、運転時に履き替えればいいのです。ちょっとの距離だからと油断してはいけません。
運転に適したドライビングシューズを履くことで、ペダル操作が丁寧にできて、アクセルを一定でキープしやすくなるので、ぜひ一足は持っておくといいでしょう。